瑞巌寺と円通院

2012年10月26日に宮城県の松島、瑞巌寺と円通院に行ってきました。
今回も南相馬の復興ボランティア活動に合わせての東北巡り。

言わずと知れた松島。ここも津波の被害はあったものの、松島の島々が干渉して津波が弱まり、周辺の他地域に比べれば被害は軽微で済んだとのことです。
この日も多くの観光客が来ていました。

瑞巌寺の正式名称は松島青龍山瑞巌円福禅寺。天長5年(828)に天台宗延福寺として建立。天台宗延福寺は鎌倉時代中期に滅しましたが、その後、臨済宗円福寺として再興。伊達政宗の庇護を受け、領内随一の規模格式を誇るまでになりましたが、忌まわしき明治の廃仏毀釈により、相当なダメージを受けたようです。

洞窟遺跡群

本堂もいいのですが、個人的にとても興味を持ったのは庫裡。庫裡とは禅宗寺院の台所のこと。単層切妻造本瓦葺の大屋根の上に、さらに入母屋造の煙出を載せています。
千鳥破風の曲線といい、その下の唐草彫刻や花肘木といい、絶妙です。
この日は東日本大震災でダメージを受けた箇所の修繕工事が行われていて、全体を見ることはできませんでした。

瑞巌寺の参道

こちらは瑞巌寺に隣接する円通院。

円通院は三陸三十三観音霊場の第1番札所。国指定重要文化財の三慧殿は伊達政宗の嫡孫、光宗の霊廟。厨子には支倉常長が持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれており、そのため境内にはバラの庭「白華峰西洋の庭」があり、バラ寺と言われているとのこと。

帰りに港周辺を徘徊していたら、鳳凰丸と龍鳳丸を見ました。

鳳凰丸と龍鳳丸は、7月に行われる塩竈みなと祭で、鳳凰丸には陸奥国一之宮鹽竈神社の神輿を奉安、龍鳳丸に志波彦神社の神輿を奉安し、松島湾内を渡御する御座船。塩竈みなと祭で約百隻の供奉船を従えて湾内を巡幸されるとのこと。塩竈みなと祭は一度は見てみたいお祭りです。