鎌倉の切通を歩く 3(亀ヶ谷坂切通、建長寺、東慶寺、円覚寺)

仮粧坂切通からJR横須賀線をくぐり、亀ヶ谷坂切通を歩きました。

亀ヶ谷坂切通は、建長寺や円覚寺がある北鎌倉エリア(山ノ内)と鎌倉市中を結ぶ切通で、現在も生活道路として利用されている道です。
建長寺の亀が坂を登ろうとして引き返したことから「亀返坂」(かめかえざか)と呼ばれ、これがいつしか「亀ヶ谷」になったと言われているそうです。

建長寺は正式には巨福山建長興国禅寺、鎌倉五山第一位の臨済宗建長寺派の大本山です。
建長寺の三門(山門)は1775年に再建されたものだそうです。

建長寺の御本尊、地蔵菩薩坐像。

格子天井の花鳥図は室町時代のものとのこと。

法堂の雲龍図

法堂は法を説くための堂。現在の法堂は1814年の建立された禅宗様の建物だそうです。

法堂の千手観音坐像の前には釈迦苦行像が安置されています。

建長寺から鎌倉街道を北鎌倉駅の方へ歩き、東慶寺に行きました。

東慶寺の説明板によると開基は北条貞時で、鎌倉幕府第八代執権北条時宗の夫人、覚山志道尼が開創。夫から離縁状をもらわない限り、妻からは別れることができなかった時代に、駆け込めば離縁できる女人救済の寺として、開山以来、600年近く縁切りの寺法を引き継いできたそうです。
鈴木大拙、西田幾多郎、岩波茂雄、和辻哲郎、安倍能成、高見順、小林秀雄ら錚々たる人たちの墓があるとのこと。

本日は東慶寺仏像展が開催されているため寄りました。
聖観音菩薩立像、水月観音菩薩半跏像などお参りしてきました。

東慶寺から円覚寺へ。

円覚寺は正式には瑞鹿山円覚興聖禅寺、鎌倉五山第二位の臨済宗円覚寺派の大本山です。

三門(山門)

舎利殿

妙香池は、方丈の後ろ側、正続院(舎利殿)の入口下にある放生池です。

ちなみに、あがり羊羹は円覚寺の前にあります。

(「鎌倉の切通を歩く 4」に続く)

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