鎌倉の切通を歩く 5(杉本寺、明王院、光触寺、朝夷奈切通)

鶴岡八幡宮から金沢街道を歩き、杉本寺、明王院、光触寺に寄って、十二所から朝夷奈切通に入りました。

杉本寺は平安初期の天平6年(734)に創建された鎌倉最古の寺だそうです。

山門の金剛力士像

山門をくぐるとまた階段

杉本寺の御本尊は十一面観音。本堂は延宝6年(1678)の建立だそうです。

杉本寺から明王院へ移動。

明王院は、嘉禎元年(1235)、鎌倉幕府四代将軍藤原頼経により建立。鎌倉幕府の将軍の発願によって建立された、鎌倉市内に現存する唯一の寺院だそうです。
五大明王(不動明王と、その周りを囲む大威徳明王、 軍荼利明王、降三世明王、金剛夜叉明王)を祀っています。

光触寺は、時宗の開祖一遍上人が開基と伝わっているそうです。
本尊は阿弥陀三尊で、阿弥陀は運慶、観音は安阿弥(快慶)、勢至は湛慶作と伝えられ、鎌倉六阿弥陀の一つに数えられるとのこと。

塩嘗地蔵(しおなめじぞう)は、塩売りが朝夷奈切通を通って鎌倉に来るたびに塩を供えていたが、帰りにはなくなっていたということが名の由来となっているそうです。

十二所から朝夷奈切通に入りました。入ってすぐのところに太刀洗水があります。

朝夷奈切通は、六浦津と鎌倉を結ぶ道です。当時の六浦は塩の産地で、関東地方をはじめ物資集散の港です。そのため、朝夷奈切通は大変重要な物資の輸送路だったようです。

現存するのは約900mで、私が歩いた切通の中では最も古道の雰囲気を残すいい切通です。

熊野神社は鎌倉の鬼門の守りとして祀られたと伝えられているそうです。

朝夷奈切通を出て、朝比奈バス停から金沢八景駅までバスに乗り帰りました。

<関連記事>
鎌倉の切通を歩く 1(高徳院、大仏切通)
鎌倉の切通を歩く 2(銭洗弁財天、源氏山公園、仮粧坂切通)
鎌倉の切通を歩く 3(亀ヶ谷坂切通、建長寺、東慶寺、円覚寺)
鎌倉の切通を歩く 4(巨福呂坂切通、鶴岡八幡宮)